兄弟をみつけて、見護っていたら、
いきなり兄弟が移動して、
少し悲しくなった。
兄弟は別の所で
また違う子猫と話をしていた。
最初の子猫は悲しくなったんだけど、
気付いたら周りに
沢山の兄弟たちが来ていた。
皆で子猫を囲んでいたから、
子猫は少しの間、
最初の兄弟の事を忘れてしまっていた。
その少しの間に
兄弟の方が悲しくなって、
違う子猫の存在が見えなくなっていた。
最初の子猫は
自分の使命は何なんだろうって
迷っていたんだ。
周りに来た兄弟たちが
僕達は知ってるんだけど
教えないんだよってにこにこしていた。
僕ここで遊んでいて良いのかな?
子猫は兄弟達に囲まれて
笑顔でいたんだけど、
なんだか大事な忘れ物をしてるようで、
不安な心を覚えた。
兄弟達は移動するときは
ちゃんと一緒についていってあげるから
大丈夫だよって安心を伝えてた。
僕の使命はなんだろうって
子猫は考えたけど、
良く分からなかったから
周りを見回した。
別の兄弟が呼んでる様な気がしたんだ。
向こうに行ってみようって歩いていった。
最初に場所をかえた兄弟は悲しい心を
まだ少しもっていたんだけど、
目の前の違う子猫が
何故か自分がもといた場所に
行ってみようって伝えてくれたから、
歩き始めたんだ。
道はつながっているから、
どこかで皆あうんだ。
子猫は自分も探し場所があるって
思いだして
わからない場所を
空気と感情を頼りに
歩きだした。
探し場所に辿りついても
ここなのかなって思うけど
また兄弟達がヒントをくれるから。
最初の兄弟がみつけた
違う子猫は
本当は最初の子猫の姉妹なんだ。
使命も似てるから
子猫同士があったら、
探し場所をすぐにみつける事ができるんだ。
兄弟達も皆で一緒の使命を生きているから
兄弟達の探し場所にちゃんと辿りつく事ができるんだ。
ささえて生きているからね。
子猫もちゃんと兄弟をささえているからね。
別の場所に現れた兄弟は
子猫の周りにいた兄弟達とはちょっと違う感情を持っていたんだ。
だから辿りつく場所もちょっと違うんだ。
僕の使命はって思ったら、
現れた兄弟が笑顔を見せてくれたんだ。
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